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平成 7年 11月 建設常任委員会−11月07日-01号

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  1. 大和市議会 1995-11-07
    平成 7年 11月 建設常任委員会−11月07日-01号


    取得元: 大和市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-13
    平成 7年 11月 建設常任委員会−11月07日-01号平成 7年 11月 建設常任委員会                午後1時05分 開会                 副議長あいさつ日程第1 陳情第7−9号、(仮称)クレアール中央林間新築工事についての陳情書取り下げについて               ( 質 疑・意 見 ) ◆(浦野委員) 陳情の要旨では特に業者との話し合いが出ていたが、取り下げ理由には「交渉進展が見られず、建物が立ち上がる中」とある。当初の話し合いが持てないが、取り下げるとはどういうことか。取り下げ理由陳情書整合はどう理解すればいいのか。 ◎議事係長 本日午前中、陳情者石川美恵子さんほか1名が来庁し、行政指導に不満な点が多々ある。今後交渉進展が見られないので取り下げると受け付けた。 ◆(浦野委員) 我々も誠心誠意審議したつもりであるし、ある程度の提言や努力をしたが、いきなりこういう文面で出すのは議会をどう思っているのか。軽視していると思う。行政なり地元なり業者なりへそれなりのことをしていると思うが、それに対して、できないが。極端な話、陳情を出さなければいい。陳情文面取り下げ理由整合性は全くないと思う。話し合いが持てなかった、交渉進展はないが、取り下げるとはどういう意味か、私にはわからない。 ◆(宇津木委員) 陳情者に取材をしたが、陳情を出したときは、工事が今日のように進んでいなかった。その中では、こういう問題を議会陳情して、交渉して、互いに話し合いができるようにと努力を重ねてきたが、建物計画どおりに進んでいく中ではこれ以上何を議会審議してもらうのか。それを何度も審議してほしいとはどうかと思うので取り下げたい意思であったので、その意思を尊重するべきだと思い、取り下げには賛成である。 ○委員長 取り下げることを承認するかどうかなので、承認しない場合もある。 ◆(浦野委員) 承認しないとは言っていない。陳情を出した理由をもっと大事にしてわかるようにしてもらいたい。建築確認が出てから陳情を出したので、建物ができるのは見えていた。こういう文面ではなく、もう少し誠意が見られるような文面にしてもらうとか、これでは余りにも我々をないがしろにしている。 ○委員長 取り下げ願代表者がつくってきた文書である。浦野委員意見意見として承り、きちんと議事録にも明記しておく。 本件については、代表者より取り下げ願が提出された旨、議長より通知があり、取り下げについて諮ったところ、全員異議なくこれを了承 △日程第2 陳情第7−13号、つるま自然の森ゴルフ練習場建設中止用地取得を求める陳情書                   傍聴人4名を許可
                  ( 質 疑・意 見 ) ◆(浦野委員) 8月9日の当委員会以降、県議会相模原市議会ではどういう審議がされ、その状況はどうだったのか。地元業者はどういう会合を持ったのか、その後はどのように推移しているのか。 ◎開発指導課長 相模原市東林地区自治会連合会との話し合いは、変更計画案でおおむね了解され、事業者から相手方に基本協定の案を提示し、今検討をしている最中であると報告を受けている。  つるま自然の森を守る会には10月18日に説明会を行っている。計画変更内容説明をして、その質疑を行ったが、特に了解とかの意思表示は得られていない。陳情者は今後も話し合いを持ちたいし、事業者もできるだけことしじゅうにやってほしいので、もう1回ことしじゅうに説明会を持つ予定と聞いている。市は今後とも引き続いて話し合いをするよう指導している。 ◎議事係長 神奈川県議会では10月5日に建設常任委員会が開催され、今後の当事者間の会合推移等を見届けたいと継続になっている。相模原市議会では9月13日に建設委員会が開催され、今後の推移を見守ると継続審査となった。 ◆(浦野委員) 東林地区自治会連合会条件闘争になったと理解していいのか。 ◎開発指導課長 東林地区自治会連合会との話し合いで、変更計画の基本的な点でおおむね了解された。 ◆(浦野委員) 基本計画とは何を指しているのか。 ◎開発指導課長 当初計画では飛距離が150メートルあったが、これを130メートルに縮小し、できるだけ北側の東林中学校の方に緩衝地帯を設けたり、打席を3階から2階に変更したり、周辺にできるだけ影響が少ないような変更案を提示した。 ◆(浦野委員) 東林地区自治会連合会変更基本計画を了解したのか。 ◎開発指導課長 そのとおりである。 ◆(浦野委員) 業者と東林地区自治会連合会との会合はいつ行ったのか。 ◎開発指導課長 平成7年7月27日である。 ◆(浦野委員) 7月27日と10月18日では大分日にちが違うが、設計変更はこの当時から出されていたのか。 ◎開発指導課長 そのとおりである。 ◆(浦野委員) 東林地区自治会連合会とつるま自然の森を守る会の割合構成はどのようになっているのか。 ◎開発指導課長 東林地区自治会連合会は16自治会連合会と聞いている。つるま自然の森を守る会はどのぐらいの会員数がいるのか把握していない。 ◆(浦野委員) 審議を進めるには組織の実態を市でもわからないとまずいと思う。その辺をよく調べてもらいたい。  県議会相模原市議会は次はいつあるのか。そのほかの意見は出なかったのか。 ◎議事係長 県議会は12月14日、相模原市議会は12月7日である。意見は、推移状況等の把握以外になかった。 ◆(浦野委員) 県ではこれをどう対応するのか審議が深められていないような気がする。相模原市、県の継続審査経過をどのように考えているのか。 ○委員長 今の質問に対しては、議会事務局を通じて調査を事前にしてもらい、その答弁は今あったとおりである。議事録なり詳細に取り寄せているのか。 ◎議事係長 詳細な議事録等は調査していない。 ◆(浦野委員) これは2市にまたがっており、相模原市でも関心事である。相模原市の場合は県で買収しており、県も関係が深い。審議結果しかわからないのでは先に進められるかどうかの絡みが出てくる。審議を深めるために議事録を取り寄せるとか情報を把握することが必要ではないか。 ○委員長 つるま自然の森を守る会、以前のまほろば環境会議では、いろいろな形で委員資料なりを渡していると思う。その中で独自に接触してもらうことも一つの方法であるし、単なる経過だけではなく、間に合えば議事録を取り寄せてもらいたい。  つるま自然の森を守る会では、県、相模原市、大和市に陳情書を出しており、それぞれの自治体で性格が異なるので、内容もそれぞれ異なると聞いている。本委員会ではここに出された陳情書審議をすることが本来やるべき仕事であると考える。                 傍聴人2名を許可 ◆(浦野委員) 出された陳情文面で審査するのは当たり前で承知しているが、この問題は大和市一市だけで解決できるのか。この問題は県、相模原市、大和市に大きくかかわっている。陳情者はそれぞれの議会内容を全部理解しているのか。委員長は知っていてそういうことを言っているのか。 ○委員長 一応知っているつもりである。 ◆(浦野委員) 委員長報告を聞いているのか。 ○委員長 自分で取材している。 ◆(宇津木委員) 議会事務局県議会相模原市議会審議内容の詳しい資料は取り寄せていないが、県議会に出されている陳情趣旨はここに出ているのと同じなのか。 ◎議事係長 県、大和市、相模原市と件名が違うだけで内容は同様である。 ◆(宇津木委員) 陳情項目に「森の保全を目的とする用地取得をお願いいたしたく陳情いたします」となっているが、これは県議会大和市、相模原市も一緒か。 ◎議事係長 相模原市議会あては「つるま自然の森ゴルフ練習場建設中止を求める意見書提出についての陳情書」、県議会あては「つるま自然の森ゴルフ練習場建設計画中止を求める陳情書」である。 ◆(浦野委員) 委員長は知っていると聞いたので、委員長と同じ認識に立ちたい。陳情者相模原市議会県議会に出席し、どういう質疑がされたのか、どういう依頼をしているのか、報告をしてもらいたい。                午後1時36分 休憩               (陳情代表者より説明)                午後1時45分 再開 ◆(藤本委員) 前委員会で、大和には県の公園もないし、3人いる県会議員を大いに使って県へ働きかけをしたらどうかと言ったが、その後の経過はどうなのか。 ◎都市整備部長 すべての議員にはまだ話していないが、8月の当委員会での動議にあった要望の趣旨と今までの経過も話した。県議の方も県会にも同じような内容陳情書が提出されているので、内容は承知しているが、なかなか難しい問題であると発言があった。 ◆(藤本委員) 用地取得は県では無理である解釈でいいのか。どういう感触だったのか。 ◎都市整備部長 すべての議員に話したのではないが、自分所管委員会建設委員会同時開催なので傍聴ができない。これにかかわった担当のところへ話に行くと、なかなか難しい問題である印象を受けた。 ◆(藤本委員) 難しいの解釈が難しい。だめなのか、難しくても少しは進展するように解釈していいのか。感触はどうだったのか。 ◎都市整備部長 かなり困難な問題であると認識している。 ◆(藤本委員) 当市議会に出されている陳情ゴルフ場建設用地取得依頼であるが、市には金がないので難しい。市側は買う気があるのかないのか。 ◎助役 ゴルフ場場所は、基本的には総合計画区画整理とは方向が違っており、将来計画整合していない点と、金がないこともあり困難である。 ◆(藤本委員) 本件をどのようにするか扱いが非常に難しい。例えば議会で採択しても、市は買いようがないのではぬか喜びで、議会陳情者に格好いいふりをするだけである。休憩して話し合ったらいいのではないか。継続にしておいても意味がない。継続して幾ら審議しても、買ってくれ、買わないでは話が行き詰まりである。 ◆(宇津木委員) 前委員会か前々回の委員会で、県は他地域とのバランスもあり、これ以上買えない意向であると答弁をもらったが、それ以降情勢の変化はないのか。 ◎公園緑地課長 県と話をする中では、トラスト基金買収対象としている樹林地とは言えないことが一つと、現にあの森には10億円の投資をしていることから、県下のバランス考えると、現状で買収は難しいとの見解である。 ◆(浦野委員) 表題はゴルフ練習場建設中止用地取得の二つの陳情であるが、東林地区自治会連合会では基本的に了解しており、あとは条件検討する、つるま自然の森を守る会では今後話し合いをしたいと報告があった。市では、今後の話し合いとは設計変更を含めて検討すると理解しているのか。 ◎開発指導課長 そのように認識している。つるま自然の森を守る会は森を何とか残したい方向での検討をしたいのだと思う。 ◆(浦野委員) 設計変更条件を含めて検討をする意味ではないのか。 ◎開発指導課長 細かいところまでの報告はないので、私の受けた感じで答弁した。具体的には答えられない。 ◆(浦野委員) 市は、つるま自然の森を守る会の報告だけを聞いたのか、代理人コア設計事務所からは聞いていないのか。 ◎開発指導課長 もう1回話し合いをしたい。その中で市会議員も入れて行いたい話があったと報告を受けている。 ◆(浦野委員) その報告はどこから聞いたのか。 ◎開発指導課長 事業者代理人である。 ◆(宮応委員) 7月26日、新生児童遊園地存続に関する陳情書が、民地であるが、土地所有者との間で公園存続話し合いがついたこと、市でも公園配置計画必要性の高い公園であることで継続して前向きの話し合いが持てるようになったとの理由取り下げがあった。市でも公園配置計画上必要であれば、用地買収する計画が今具体的になくても、将来的にはそういう方向がある一つの例であると認識している。必要性が高ければそういうことになるのか確認したい。 ◎公園緑地課長 現在の計画に当たっては、六つの森の保全区域があるが、泉の森、ふれあいの森、城山史跡公園相続が生じた場合、開発がされないように早目に手を打たなければいけないので、市民利用度の高いところから計画を図っている。 ◆(宮応委員) 本件ゴルフ練習場に隣接とは言えないが、同じ区画にある内山地区つるま自然の森2,848平米は平成4年度みどり基金で購入している。ここは緑地として開発されては困る。自然を保護する立場のものと認識しているが、そういうことでいいか。 ◎都市整備課長 この区域には、都市計画決定された歩行者専用道さくらの散歩道があるので、地区内に適正な配置がえを行うことにより緑化推進の資源として活用していきたいと買った。 ◆(宮応委員) 公園緑地課長都市整備課長答弁は、みどり基金を使っての購入でも若干の違いがあると思うが、大まか緑保全することでは同じだと思う。それでいいか。 ◎都市整備課長 六つの森があり、平成元年当時と今と若干情勢が変わってきている。今は泉の森を初め市民利用度の高いところの優先順位を挙げて、相続が発生したとき多少にかかわらず買っている。つるま自然の森は優先順位が低い。 ◆(宮応委員) 行政施策を実施するとき優先順位があることはわかるが、大和市の緑被率は低くなっており、これ以上下げてはならないためには保全をと意見が活発に出されてきた。その観点に立つと、県会議員に聞いたり、担当セクションは県にも問い合わせをしたが、大和市の施策としてもう少し知恵を出せないものか。陳情者から細かにいろいろな経過が送られてきたり、委員によっては直接話があったりしている中で、地主の態度が若干和らいできたのではないか。自分から売るつもりはないが、市が緑地を守る立場に立って買うならば、何とかと感触を受けた。担当は直接地主との交渉は今持たれていないのか。 ◎都市整備課長 あの地区は、市の総合計画では将来開発をするところなので、ほかの森とは内容が違う。3.6ヘクタールの区域保全していくように定めているが、保全地区にしておかないと、ゴルフ場みたいな開発が起こった場合、緑がもっと早くなくなってしまうことがある。区画整理が始まるまでの間、保全をしていきたいと地主借地契約を結んでいる。 ◆(宮応委員) みんなで知恵を出し合ってもらえないかと要望しておく。 ◆(藤本委員) さきに本件をどう扱うか検討しようと言ったが、議員話し合いたい話もあるので、その発言は取り消す。 ◆(窪委員外議員) ゴルフ場建設予定地には計画街路予定がある。当初地主は、計画街路整備するのであれば、買収には応じるが、計画街路を実施しないで将来的に買うのであれば応じないことだった。その考え地主は現在も変わっていないのか。計画街路があれば、将来的な道路用地として買収することになるが、その地主への打診はその後状況は変わっていないのか。市は買わないと言っているが、将来的には計画道路として買うのか。 ◎都市整備課長 事業主には確認していないが、この地区は市の総合計画区画整理事業を施行するところであり、街路だけの整備考えていない。 ◆(窪委員外議員) 将来的には計画街路になる部分買収しなければいけないことになるが、どうか。 ◎都市整備課長 区画整理手法でやるので、皆さんの土地を少しずつ出し合う減歩公共施設をつくっていく。それが道路であり公園であるので、買収する考えはない。 (動議) ◆(浦野委員) 地元業者が市に来て、今後も話し合いをしたいことであるし、県、相模原市の状況も具体的に取り寄せてもらうことも含めて慎重審議する必要があるので、本件継続とする動議を提出する。                 (動議先議)                  討論 なし                    採決                全員賛成 継続審査日程第3 陳情第7−22号、興和不動産株マンション建設反対に関する陳情書                 傍聴人11名許可               ( 質 疑・意 見 ) ◆(出浦委員) 前委員会では、陳情者考え方より業者考え方がはっきりしない部分があったが、その後の状況について説明を伺いたい。 ◎開発指導課長 興和不動産に連絡をとったが、社内検討中であり、地元に具体的な話はまだしていないとのことである。 ◆(出浦委員) 前回から全然進展がないと解釈していいのか。 ◎開発指導課長 そのとおりである。 ◆(浦野委員) 社内検討とは何を検討しているのか。 ◎開発指導課長 詳細については聞いていない。時間も余り経過していない中で十分社内検討していきたいと聞いている。
    ◆(宇津木委員) 前回興和不動産基本的姿勢とか、この土地を売り出したときの約束ごとの問題が話題になったが、そのときに建築協定があればいいと答弁があった。その後、地元として何か動きがあれば報告をしてもらいたい。 ◎建築指導課長 10月末、今回の場所の北、東、西の10名程度の方が見えて、建築協定をしたいと相談を受け、地元でもう少し煮詰めたときに説明会を開きたい旨の話があった。建築協定趣旨は十分説明したつもりであるが、詳しい内容説明会で話をしたいと考えている。 ◆(宇津木委員) 予定されている説明会日程と、今の段階でどういう内容建築協定にしたい住民の意向があるのか。 ◎建築指導課長 直接具体的な話はないが、つきみ野地区建築協定に倣って共同住宅等の禁止の協定を結びたいと聞いている。  説明会はまだ具体的には聞いていない。 (動議) ◆(浦野委員) 9月6日の委員会からきょうで既に2カ月たとうとしているが、社内検討をしていると1回も会議が持たれていない。会社で何を検討しているのか全く見えない。地元も1カ月に一遍ぐらいは会議を持つようにしてもらわないと、3カ月に一遍審議をしても、全くしていなかったでは審議が深まらない。地元業者も真剣に同じテーブルにつくよう市も強力な指導をしてほしい。その間、推移を見る意味継続動議を提出する。                 (動議先議)                    討論賛成討論) ◆(宇津木委員) 本件は今まで議会陳情が出されたケースとは異なり、具体的にどういう建物にするかが煮詰まった段階ではなく、マンションを建てたいと地元に伝えられ、それは覚書に反することではないかと陳情書が出されており、入り口の段階での問題だと思う。何も進展がないので議論が深まらないこともよくわかるが、前回審議をして以降、興和不動産は事実を強行に進めてくるのではなく、社内で慎重に討議していることはそれなり一つの見方ができるのではないか。社内検討した結果、覚書に反するのでマンション建設を強行しないとしてくれれば、地元では非常によくて、本件取り下げることになると思う。会社側の出方がわからないところがあるので、市もどういう内容検討をしているか問い合わせることを要望して、継続賛成する。                   討論終結                    採決                全員賛成 継続審査                午後2時21分 閉会...